今回はコロナ融資の借換えや条件変更についてご紹介します。
新型コロナウイルスがようやく5類認定となり「アフターコロナの時代」に突入しました。
多くの中小企業・個人事業主の方は、いわゆる「コロナ融資」の借入をなされたかと思います。
そして、元金据置期間が終わりになって、ついに返済が開始となる方も多いのではないでしょうか?
借入れた当初は、「利息も保証料も補給されるから、元金据置を3年にして、据置期間が終わったら一括返済してしまおう」という作戦を立てられていた方もいらっしゃるかと思います。
しかし、いざ3年たってみてどうでしょうか?
・ 「月次単位で、返済できるだけのキャッシュを生み出すのが難しい。」
・ 「物価高騰の影響が大きくて、コロナ融資で借入れたお金に手をつけてしまった。一括返済するのが難しい。」
・ 「コロナ融資を一括返済できるけれど、一括返済してしまうとキャッシュが薄くなる。返済した後に資金不足に陥らないか不安」
このような状況に陥っていませんか?
国や新潟県では、引き続き厳しい状況にある事業者様を支援するための制度があります。
まとめてご紹介しますので、ぜひ活用を検討ください。
【内容】
◆ コロナ融資のおさらい
◆ 新潟県より民間ゼロゼロ融資の条件変更制度が発表されました
◆ コロナ融資の借換に利用できる保証制度のご案内
◆ 日本政策金融公庫のコロナ融資の条件変更について
今回は管理会計の入り口として「損益分岐点分析」についてご紹介します。
簡易的な分析手法ですが、様々なシチュエ―ションで経営判断に役立てることができます。
・ いくら売上をつくれば利益が出るのか
・ 新商品(新サービス)を打ち出すにあたって、収益化できる販売数量を調べたい
・ 従業員を1名雇ったときに利益は出るのか
上はあくまで損益分岐点分析でできることの一例です。
様々な「もし」に対して、会社の収益がどのように変化するかシュミレーションできるのが、良い点です。
また、金融機関に自社の損益構造や収支計画を説明するのにも役立ちます(日商簿記2級や中小企業診断士試験など財務・会計分野の試験範囲になります。金融機関さんにとっても馴染みがあるかと思います)。
これを機にぜひともご自身の経営判断に役立ててもらえれば幸いです。
【内容】
◆ 損益分岐点分析とは
◆ 損益分岐点分析の経営判断への活用方法
◆ 損益分岐点分析の実施方法
◆ 損益分岐点分析の注意点
・新潟県では電気料金が6月1日から24%値上がり。電気料金以外も軒並み値上がりでどうしたものか。
・販売価格の値上げを行ったものの、それ以上に原価や経費が上がってしまうのでは?
・コロナ融資の返済もついに始まってしまい、資金繰りの先行きが不安。
このようなお悩みを抱えている経営者様は多くいらっしゃるかと思います。
そんな皆様に今回は、簡易的に損益構造を把握するための分析手法、「損益分岐点分析」を紹介いたします!
あくまで簡易的な分析ですが、収益や資金繰りの見通しを立てるうえで便利な手法ですのでぜひご参考にして下さい。
【内容】
◆ 価格高騰で損益構造が大崩れ?価格転嫁で本当にカバーできていますか!?
◆ 「いくら売上があれば利益が出るか」を調べてませんか?
◆ コロナ融資がついに返済開始!返済できるだけの売上規模を把握されていますか!?