会社名 | 株式会社 T・K・S |
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設立年月日 | 平成12年11月1日 |
資本金 | 3,000,000 |
社員数 | 12名 |
代表取締役 | 高橋 雄一 |
事業目的 | 精密機械部品加工、産業機械器具 部品製造、福祉施設向け入浴椅子、 トレーニング器具部品製造 |
住所 | 〒959-1286 新潟県燕市小関980番地 |
TEL | (0256)66-4108 |
FAX | (0256)66-4109 |
yaa1227@gmail.com | |
HP | http://www.tks-web.co.jp/ |
当社は社員と一緒にチームワークで乗り越えてきた会社ですので、代表である私の会社というより、社員の会社(第二の家)だと思ってます。ただ、私がいつも心がけていることは「謙虚・攻撃」という事です。なぜかと言いますと、商売は人対人、心と心という事です。謙虚な気持ちで話し合い、ちょっと乱暴かと思われるかもしれませんが、時には自分自身の経験を生かし攻撃し、常に自分の姿勢を崩さないブレない事を重視しています。
座右の銘は「与えられた試練」です。私が初代ですので敷かれたレールは無く、あぜ道からのスタートでした。
経営者の立場になってもうすぐ14年が経ちますがやっとレールを敷く事が出来たのかなと思える様になりました。
しかし、レールがあっても、まだ歪んでおります。
何年先になるのかわかりませんが、歪みのない真っ直ぐ一直線なレールを、社員一同で敷いてみるのが夢ですね。
厳しい日本経済をみんなの力、情報で救える日まで頑張るしかないです。泣き事を言う前に行動。 私はこの時代に生まれてきた試練だと思ってます。
人生波乱万丈で楽しいじゃありませんか。
私は人と人とのつながりを大切に考えており、特に社員は家族のように付き合っております。家族だからこそ、悩みなどがあれば細かな事でも、とことん向き合い相談に乗りますし、社員の顔を見れば体調の良し悪しも分かっているつもりです。日々何でも、話合える人間関係を非常に大切にしております。もちろん、他社の方がいらっしゃっても和気藹々とできるように環境を整えております。お取引きがない方々でも、情報を持ってよく遊びに来てくれますよ。
当社は病院のリハビリステーションや福祉施設などで使用される特殊な入浴椅子や、リハビリなどで使用される平行棒の製造などをお手伝いをさせていただいております。 こちらは怪我をされた方や体の不自由な方、高齢の方が椅子に座ったまま、入浴できるシステムで、扉が開き、レールの上を走り、そのまま浴槽内へ入り、扉が閉まり、貯水タンクより湯張りされるシステムです。
水回り関係の為、 材料はステンレスを使用しております。 数多くは機械等で加工できない商品の為、ほとんどがハンドメイドでこなしております。もともと図面も複雑なため、他社が真似する事は難しいですし、県内にも競合するメーカーや加工先も絞られているのが現状です。 このような商品にも日本経済トップの自動車と同じように、モデルチェンジがあります。 その度にメーカーと向き合い、提案や設計に携わる事があります。この他にも、最近の学校で使っている黒板が上下(UP/DOWN)する設備も、製作から組み立てまで行っております。
エピソードは星の数ほどありますが、特に心に残ってるものを。 32歳、起業して間もない頃に、知り合いの紹介で、関東方面の企業へ訪問した時の事です。営業を掛けた際に、「その若さで社長がやれるのか?万が一、不良品を出した時、死んで払える額の生命保険には入っているか。」などと言われ、私は悔しくて、車の中で泣きながら新潟まで帰ってきた事や、「今日が納期なんだから何時であろうと持って来い」と言われ、関東へ車を飛ばし、夜中11時半頃到着してみれば閉門、しかも留守だった事など、このような経験が私を強く成長させてくれたんだなって思います。 今ももちろんですが、とにかく前向きに、自分を崩さずやっていくだけでした。 今思うと、素晴らしい経験だったと思いますし、これから先の試練にも耐える為の宿題をもらったと感謝しております。
「家族の絆」を大切に。
会社名 | 有限会社 かなや |
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設立年月日 | 昭和41年8月9日 |
資本金 | 300万円 |
社員数 | 3名 |
代表取締役 | 小黒 猛 |
事業目的 | 婦人服・洋品並びに身辺雑貨の販売 |
住所 | 〒959-1257 新潟県燕市宮町3008 |
TEL | 0256-62-3342 |
FAX | 0256-62-3342 |
「 継続は力なり 」 です。
幼馴染に誘われ、健康維持の為に始めたのが筋力トレーニングです。 週に2度、火曜と金曜の早朝に、40代3人と高校生5人で行っております。最初は朝早く起きるのが辛かったのですが、2年続けて、ようやく苦にならなくなりました。
4年目になりますが、筋肉がついたり風邪をひかなくなったり効果もでて、続けていく事が重要だと感じています。
継続は力なり、これはやはりお店も同じで、商店街にあるお店は、無くなってしまうと地域のお客様に一番ご迷惑をおかけする事になります。町なかで商いを行い、お客様の要望にお応えする事、続けていく事が一番の地域貢献だと思います。
レディースファッション全般、豊富な品揃えで、ミセスのトータルコーディネイト、TPOに合わせたアイテムを多数取り扱っております。頭から足元まで、ミセスの帽子、バッグ靴、インナー、小物など幅広い品揃えが売りです。季節やニーズに合わせ、防水性の高いブーツなどのアイテムも扱っています。
毎年恒例で行っている3店舗合同の 「 炎(ほのお)の売り出し大合戦 。」こちらは12月初旬の共同売り出しですが、他店との、こうしたつながりも強みの一つです。
チラシやダイレクトメールなどは、パワーポイントを使って自分で編集・印刷し、経費削減を心がけています。 おかげでお客様へのご案内の回数を増やすことが出来ました。削るところは削り、削ってはいけない物は削らないよう意識しています。
お客様よりフォーマルやお出かけの着こなしや着回しのご相談だけでなく、葬儀の際のしきたりや不祝儀相場などをよくご相談されます。そこで、燕市の葬儀に 参列される方の為に「マナーBook」 を作成し、お渡ししています。 例えば、ピンクや赤系の数珠がありますが、嫁入り時、嫁ぎ先の仏壇参りに使用し、葬儀は控えたほうが無難なようです。など「マナーBook」は県外から燕 に越してきたばかりの方には大変よろこばれましたね。
代表になり2期目ですが、経営や経理に関してはまだまだ先代(父親)に頼ってしまい、社長業を全うしていませんが、お店の将来を見定めた計画を立て、企画書を作ってゆく事が社長業だと思います。
会社名 | 有限会社ゴード |
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設立年月日 | 2002年7月15日 |
資本金 | 7,000,000 円 |
代表取締役 | 神戸 信 |
事業目的 | 燃料改質器、空気改質器(OIL POWER) 水と空気浄活性化装置の設計、製作、販売 省エネルギ-装置の研究開発、製作、販売 省力化機械、システムの設計、製作、販売 |
住所 | 新潟県燕市殿島1丁目14-20 |
TEL | 0256-62-6200 |
FAX | 0256-64-8282 |
info@godo-net.co.jp | |
HP | http://www.godo-net.co.jp/ |
水・空気・エネルギーの3要素を事業の柱として、環境に優しい、きれいにする・省エネルギーをコンセプトとした製品の企画・開発製造・販売を行うべく、創業しました。
『 身の丈商売・真理追求・事業継続 』を信条として、製品開発・製造を行っております。
製品開発~販売まで全て自分で行っており、大変ではありますが、元々、物づくりや電気や物理の世界、物事を考えて制作するのが好きですので、苦にはしていません。
震災後は、エネルギーについて考えるようになりました。資源の少ない日本では、省エネを推進し、CO2 を削減するのが、日本経済には重要と考えています。
弊社の『 OILPOWER 』を広めて、省エネのお役に立つようにしたいと考えています。
設備・機械の自動制御盤・電気工事の仕事をすると同時にお客様と供に製品開発をしてきました。24H風呂、産業用真空掃除機、酸水素発生機、オゾン脱臭装置などを製品化をし、電子工学から、プラントエンジニアのような仕事に変化してきました。また大切な事は、エンジニアでも営業をやり、お客様と供に仕事を進めて完成させる事でした。それはセールスエンジニアが一番強い営業マンであると確信できたという事でもあり、今考えると良かったと思います。
技術者は、とかく無口な人が多いものですが、話をする事も大切ですね。理解してもらう為に重要だと考えております。
夢を持って、少しでも実現に向けて努力できる事。 社員が会社を活気づける事を知る事です。
会社名 | さくら美容室 |
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事業目的 | 美容業 |
住所 | 〒959-1200 燕市燕3060 |
TEL&FAX | 0256-62-3689 |
美と健康と環境浄化、創意工夫、親切、愛をテーマにしています。
私共はお客様に喜んでいただく為に「美」を提供しますが、まず第一は安心安全である事です。
安心安全というのは何だろうと、考えた事がありました。
化学薬品を使用すると目が染みたり、地肌のトラブルやアレルギーなどを引き起こす場合があります。また排水による環境汚染も問題になります。子供たちの将来の為にはどうしたら良いのかを掘り下げて考えたところ、13年前に出会ったビーワン(Beauty
&
ECOone)が提供する天然水でした。7年前から本格的にこちら使用しています。カラー剤、パーマ液の頭皮や髪へのダメージを少なく、髪に潤いを与えます。
また排水による環境への負担を軽減しています。
ビーワンは、化学薬品の悪い部分を緩和する事が出来る天然水がベースのシリーズです。 このシリーズを使い始めてから、まず実感したのは、美容室特有の匂いがなくなりました。
スタッフの手荒れも改善し、健康で風邪なども減りました。今ではビーワンファンのお客様が増え、毎月ご利用いただいております。
3.11の震災後、日帰りで石巻に行き、仮設住宅の方のために、少しでも何かのお役に立ちたいという思いで、地肌のトリートメントを施術してきました。頭皮のマッサージはリラクゼーション効果や、免疫力を高める効果がありますので、大変喜ばれました 。
社長としてではなく、一美容師として、スタッフ共々お客様に喜んでいただく事、美しくなっていただく事が使命だと思います。
会社名 | ビーカム株式会社 |
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設立年月日 | 昭和20年12月22日 |
資本金 | 1000万円 |
社員数 | 5名 |
代表取締役 | 鈴木 昌敏 |
会計ソフト | TKC FX2 |
事業目的 | 輸入商社 |
住所 | 〒959-1241 新潟県燕市小高1092 |
TEL | 0256-47-0799 |
FAX | 0256-47-0798 |
※今回は社長に変わり、営業本部長の笹川様にお話を伺いました。 |
私は長年営業をしてきたので、営業的な観点から言うと『 全ては人脈 』であり、それは財産だと思っています。様々な資格や免許を持っていたとしても、人脈がなければ売上げを作ることはできません。人脈は経験の中で構築され ていくものであり、独自の商品がない場合、会社にとっての財産にもなります。
貿易会社ですので、お客様の希望の商品は何でも探します。時にはお客様と一緒に展示会や海外の工場などへ行き、直接自分達の目で見て、生産体制はどうか、品質管理はしっかりしているかなどをチェックします。
その場で商談する事もありますね。主に、園芸、建築資材、家電などを取り扱っていますが、海外品を取り扱う場合は、お客様のニーズに合致している商品だけを探し、適正な価格で提案できる事、納得していただいた商品だけを提供できるのが当社の強みですね。
会社は絶対に損をしてはいけないという事。利益を出し、周囲に還元する事。
会社を健全経営にし、地域還元、株主、社員に利益の配分をするという事です。
良い商品を取り扱っていても、社歴が浅かったり、実績がないと大手量販店やホームセンターは相手にしてくれない事が殆どでした。よほどの商品を持っていな い限り会社が軌道に乗るまでは赤字操業です。しかしそんな中、急激に月の3倍以上の注文を今年の4月、5月に2ヶ月続いていただいた時は、仕入れに必要な 資金がなく、大変困りました。資金力のない会社は急激に売上を上げるものじゃないですね(笑)
会社の大きな方向性を示す事。
3年後~5年後~の会社を創造する事です。
会社名 | 株式会社ふふふ |
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設立年月日 | 平成23年7月6日 |
資本金 | 100万円 |
代表取締役 | 韮澤 拓 |
事業目的 | 笑顔になれるお味噌汁の製造・販売 新潟県燕三条製の逸品の製造・販売 インターネット事業構築支援、ブランド構築支援 |
住所 | 〒955-0861 新潟県三条市北新保2丁目2番9号 |
TEL | (0256)33-8579 |
FAX | (0256)33-8580 |
info@fufufunofu.com | |
HP | http://www.fufufunofu.com |
会社の理念や社訓というものはまだ作っていませんが、キャッチフレーズとして掲げているのは、食品を通じて “笑顔いっぱい、幸せいっぱい”になって欲しいという事です。 これは現在日本の食品においては
『 安心・安全でおいしい 』
というのが、(語弊があるかも知れませんが)もはや当たり前になりつつあります。それでも、おいしいと感じて笑顔になったり、幸せな気持ちになるのは、言葉は違えど世界共通だと思っているので、“笑顔いっぱい、幸せいっぱい”は自分のモットーでもあります。
主力商品は、ハート型と丸型のモナカ味噌汁と、新潟県産米粉入りショートパスタです。お味噌汁は、お湯を注ぐと、最中の中から彩りよい具材が溢れるように広がります。また、パスタも星形やハート型になっています。
これらの商品は、結婚式の内祝いや引出物・松の葉などや、お中元やお歳暮のご進物、誕生日や記念日の贈り物に、ご利用いただく事が多いです。バレンタイン やホワイトデーの時期には、近くの企業とコラボして、パッケージの中にプリザーブドフラワーを入れたりしています。 他には、会社のPR用にノベルティと してもご活用いただいております。
主に、20~40代の女性が見て、手に取って、楽しかったり、笑顔になれる、幸せになれるような食品をご提供しています。
≪なぜ女性向けの食品にしたのですか?≫
男性には売れないという訳では決してありませんが、男性には食品を見て “かわいい、欲しい” という感性を持っている方は、ほとんどいないと思います。女性は 『 趣味=(イコール) 実用品(料理や日用雑貨)』という考えはあっても、男性は 『趣味≠実用品(イコールではない) 』 というケースが多く、おおよそ生活には必要のないものにお金を掛ける傾向があるようです。
食品に限らず、女性の感性に訴える商品が必要だなと感じることが非常に多いですし、実際財布の紐を握っているのは女性だという家庭が多いのも事実です。
会社を何とか維持していく事しか考えていません。 起業したばかりですので、まだ社長と呼ばれてもピンときません。商品は100%手づくりですので、大き な注文が入ると大変です。設備や環境、人員などを整えたいという考えはありますが、まずは現在の商品を三条市の代表的なお土産、名物にしたいと思っており ます。また、基本的には0からのスタートですので、メディアを使った宣伝・広告には力を入れています。
男性だから、女性だから、あるいは食品だからといった固定観念を外す努力をしています。また、地元での自分と人との繋がりは強いので、これはぜひ活かしたいと思います。
起業して間もない頃に、気が付いたら髪の毛が薄くなってしまったなぁと感じる事がありました。人生1回とは言え、『 なぜこんなに苦労しなくちゃいけないんだろうか 』と思いましたし、夜眠れないなんて当たり前にありました。 改めて、起業する方の苦労が分かりましたね。
「なに」 と聞かれると難しいですね・・・すごく難しい。・・・良い職業ではないですね (苦笑) 担保業かなぁ・・?(笑)責任を持つ事でしかないと思います。商品やサービスについてだけではなく、社会に対しても責任を持つ事が社長業だと思います。
会社名 | 笠原プレス工業株式会社 |
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設立年月日 | 昭和47年8月 |
資本金 | 3,300万円 |
代表取締役 | 笠原 吉昭 |
事業目的 | 笠原プレス工業株式会社はステンレス小物製品の加工全般を得意とし、建築金具・自動車部品などの半製品の製造から、 私たちの生活に欠かせないステンレス製品において、あらゆるニーズにお応えするべく、日々技術の向上に励んでいます。 |
所在地 | 〒959-0310 新潟県西蒲原郡弥彦村美山668番地 |
TEL | (0256)94-3125 |
FAX | (0256)94-4657 |
info@kpk.co.jp | |
HP | https://kpk.co.jp/ |
笠原プレス工業では創業以来40年、蓄積された確かな「技術」と「ノウハウ」があります。
OEMで何千種類というステンレス製品の部品加工を受注した実績もあり、多種多様な形状の金型を多数所有しております。また、溶接や表面処理等の各専門分
野の企業と「ものづくりネットワーク」を構築しており、深い信頼関係で結ばれている為、ご依頼のあったプレス加工内容に合った製造ラインをすぐに構築でき
ます。
時代のニーズにあった仕事をする事だと思っています。
昔と今では人の流れ、商品の流れが変わってきています。
昔からしている仕事はモチロンの事、新規の顧客開拓を積極的に取り組んでいます。その方法としてホームページを活用し、お問い合わせを頂いた案件に合う提案や、図面等を描いてすばやく見積書を出しています。
金属加工で有名な燕市には様々なステンレス加工の専門分野の企業が多数ある中、設計から、打ち抜き、曲げ、絞り、研磨、洗浄、包装、出荷までほとんどの工 程を自社で行える点です。創業40年以上で構築した確かな「技術」、「ノウハウ」、「ものづくりネットワーク」には自信があります。
中学時代から手伝いを始め、工業高校に通いつつ既に自社で勤務していました。
また同時に日商簿記を取得する事ができました。この当時は大変な思いをしたのを覚えています。友人が普通のアルバイトをしているのを羨ましく思ったりもしましたが、現在になっては当時の経験が活きていると思います。
いち従業員の代表で、社員全員を幸せにする役職だと思います。
会社名 | 笠原木工株式会社 |
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設立年月日 | 昭和58年11月 |
資本金 | 2,000万円 |
代表取締役 | 笠原 常行 |
事業目的 | 家庭用雑貨製造販売 |
住所 | 〒959-1276 新潟県燕市小池3448番地 |
TEL | (0256)64-2814 |
FAX | (0256)64-5561 |
kwood@iaa.itkeeper.ne.jp | |
HP | http://www.kwood.co.jp/ |
無理はしないという事。 『身の丈にあった行いをする』という事です。社訓としては、ホームページにも掲げていますが、次の 『 3つのこだわり 』 です。
環境
木のぬくもりを大切に 自然からの恩恵に感謝し環境にやさしいもの作りをめざします
木工
木を加工することにより、人々の日常になくてはならない安心感と癒しを与えます
技術
繊細な加工技術、塗装染色まで自社で行っております
木の性質を活かした技術にはたくさんの信頼を得ています
※写真は左から、社長のお母様、笠原社長、奥様の道代様
元々は包丁ハンドルやフライパンハンドル 摘みなどの日用雑貨・キッチン用品・輸出製品の木部パーツを製造し、メーカーに供給しておりましたが、3年程前から一般家庭用として、木製の包丁トレー (3本用、4本用)や、金属製で吸盤で付くタイプの水回り用小物収納などを製造販売しております。 これらは、ホームページやウェブストアに掲載、お買い 求めいただけます。
最近では体をこすって代謝を高める中国の伝統美容法 「かっさ」で使う木製プレート 『 美WOOD (び・うっど) 』 を発売しました。
(2013/ 2/ 7)【新潟日報掲載記事引用】
かっさは近年、女性を中心に人気を集める美容法。かっさ用プレートは本来は石が主流だが、体をこする石が肌に触れると冷たい、持ち運びには重い等の声をヒントに、笠原社長の妻で、エステティック専門学校の校長を務める道代さんが、製品を企画した。最初はセラミック製も検討したがコストがかかる為、笠原木工(株)が取り扱っている天然素材に注目し、これを活用した。同社が美容品を手掛けるのは、これが初めてで、かっさ用プレートの木製は珍しい。現在は、一部のエステサロンと、ネットショップ等で取扱いしている。今後は、天然素材を使用したアロマやボディクリーム等の新商品を同時展開していく予定。
オリジナル商品の企画には力を入れています。自社商品がヒットすると会社のイメージアップになりますし、社員も、自分たちが作り上げたオリジナル商品が世の中に出回れば、夢が持てると思います。 また若手社員の育成、雇用にも力を入れています。
枠にとらわれない、今までやったことのない商品作りなど、挑戦し続ける姿勢です。
現在は他の製品に使用した材料の余った端材を再利用して、一品物の企画制作に取り組んでいます。
10年前の話ですが、私が入社して、2年程で親父(先代社長)が亡くなってしまい、急遽、私が社長に就任する事になりました。
当時、お客様との関係はある程度、引き継いでいたのですが、技術の継承が十分ではありませんでしたので、苦労をしました。
というのも、先代は職人でもあり、特に癖のある機械を使いこなしていました。機械の操作は、職人の感覚が必要なものばかりで、例えマニュアルに載っていたとしても、+αの技術を身に付けなければならず、私も大変苦労しました。
社員に仕事の楽しさを教える、また楽しいと思える職場の環境を作る事だと思います。
会社名 | 戸塚金属工業株式会社 |
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設立年月日 | 昭和38年8月創立 |
資本金 | 1,000万円 |
社員数 | 23名 |
代表取締役 | 追立 俊朗 |
事業目的 | 板金加工・精密板金・溶接 NC旋盤加工・マシニング・切削加工 |
住所 | 〒959-1286 新潟県燕市1102-1 小関第二工業団地 |
TEL | 0256-63-6322 |
FAX | 0256-63-6719 |
HP | http://www.totsukakinzoku.com/ |
今年、創立50周年を迎えた戸塚金属工業株式会社。 社長に密着取材させていただきました。 |
10年前に作った自分自身の心掛けを今でも実行しています。
※下記、一部を抜粋
○安全衛生第一主義か。
○顧客第一優先主義か。
○効率向上を目指しているか。
○社会に貢献しているか。
○有言実行かどうか。
○経費節減を指示・指導しているか。
○地球環境を考慮しているか。 他
【編集者より】
20人でローテーションする安全パトロールの実施で、現場の問題点を撮影し、掲示するなど、機材、工具の整理整頓、清掃は見事な徹底ぶりでした。現在は現
場の各場に案内板を設置して、会社見学に来る学生さんにも解りやすい環境になっています。養護学校の生徒の体験や小学生~新潟工業高の機械科の方まで見学
されるとのこと。素晴らしい社会貢献をしていらっしゃいます。
このほど鉄やステンレス、アルミ、などの端材のデータを登録し、管理するシステム『 メタルリスター 』を 神奈川のソフトウェア会社と連携して開発しました。端材の材質はその他、チタンやマグネシウム、銅、真鍮など様々で、これまでは手作業と目視によるノート 管理を行ってきましたが、人に頼る方法で管理していると必要な端材をすぐに探せないことが多くありました。『メタルリスター』は、データの「見える化」を 実現。管理が容易になる上、端材を再利用する事ができます。精密に撮影した端材の画像をパソコン上で見ながら未使用部分を設定すると、面積を自動的に算出 し、フォルダ管理されます。端材には保管用のシール、保管表で管理され、個別のバコード、画像が印字されます。登録したデータは条件を指定すれば絞り込み ができるほか、バーコードでピンポイントに探し出せます。また、出庫支持を与えると、保存データから減算され、全数使用した場合は削除されるシンプルな操 作です。
この 『メタルリスター』の最大のポイントは、データを社内で共有する事はもちろん、メタルリスターを導入した各社の端材データを管理サーバーで結び、お互いの 端材を公開、融通し合うことが可能になるということです。これは 小ロットの注文や短納期対応に効果を発揮するだけでなく、地域全体で大幅に廃材、スクラップを減らす事が可能になるわけです。
これまで地域に支えられてここまでやってきたので、50周年の節目の年に地域をつなぐソフトを開発できた事が嬉しいです。
戸塚金属工業は先代社長(米山堅三郎)が横浜市戸塚区で創立、順調に推移していました。私が20年前に入社する時の話です。当時はまだ、前職の東芝に在籍しており、先代に誘われておりましたが東芝の仕事は楽しく、まだ区切りがつかないと言って一度は断りました。
その後、バブル崩壊で非常に仕事が薄くなり、転身を考えていた時、先代に言われた言葉があります。
『 お前は7万人の一人だけど、うちは35人の一人だ。(平成4年当時) 』 この言葉に感銘を受け、意を決して入社したのです。
いち従業員の代表です。ただ、他の従業員が思いつかないことを先回りして具現化するということだと思います。
会社名 | 坂井精工株式会社 |
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設立年月日 | 昭和14年11月 |
資本金 | 4,000万円 |
社員数 | 36名 |
代表取締役 | 坂井 光好 |
事業目的 | 鉄道車両内装機器、物流機器、 店舗什器、業務用厨房機器、 特殊機器 |
住所 | 〒959-0215 新潟県燕市吉田下中野1519-9 |
TEL | (0256)92-5661 |
FAX | (0256)92-5954 |
info@sakai717.jp |
座右の銘といいますと、元々私のものではなく父親の座右の銘なのですが、「念ずれば花開く」 というものです。この言葉は坂村真民(さかむらしんみん 1909~2006年日本の仏教詩人)の一句です。(努力すれば自ずから道は開けるということである。※詩集の中の 彼自身のあとがき)
私で6代目になりますが、初代は戦前、洋食器のセールスをしておりました。
しかし、戦争が始まると洋食器の分野にいけなくなり、軍事色の強い分野に転換する事になります。当時、軍用飛行機を製造している中島飛行機(現在のスバル
自動車)のエンジン用の精密ヤスリを製造しておりました。戦争に負けた後は、ナイフを研ぐヤスリを製造するようになり、貿易が主体の事業になります。しか
し、ある日突然プラザ合意があり、急激に円高になってしまいました。その頃は、7割が貿易だった為、円高で仕事が全くない状態でした。それからの20年
間、先代の社長である父が一番大変だったと思います。 そんな苦しい時代でも「念ずれば花開く 」の詩どおり、“念じていれば成就する”という事を実践してきました。現在は鉄道関係の製品を主力にしています。
猶村営業部長 坂井社長 総務部 坂井さん
現在、主力にしている鉄道製品は、先頭車両の乗務員が乗り降りする際に使う分厚いドア、内装の方では、手すりや荷台などのパイプ製品(首都圏の列車の9割
以上)と、電車の窓周りの部品などがあります。これらの製品は、今変わりつつある首都圏の列車に採用されております。東海道線の新しい列車のほぼ全てに当
社の製品が採用され、今後は埼京線などに使われていく予定です。
また、ショッピングセンターのバックヤードの什器や、売り場の陳列棚、トラック車のスライドドア等がございます。
他にも多くの製品がありますが、これらの製品は板金~機械加工~組立まで、全て社内で製作する事ができます。
列車内のパイプの大きなRは、特殊なパイプベンダーで製作しています。
螺旋状にしたり、3次元でパイプを曲げる事ができます。(県内では当社だけだと思います。)
こうした一貫生産ができるのも強みだと思います。
まず、受けた仕事は断らないという事です。これは技術に自信があるから製造できるという事でもありますが、できなくても挑戦する事で、技術を向上させてい き、できるようになる為です。そして、現在課題にしているのは、技術の継承です。優秀な機械があるとはいえ、職人技が必要な手作業がほとんどです。私も含 め、技術屋や職人が多く、作る事には長けていますが、それを伝える、教える事が苦手な者はおります。会社全体の課題として、現在改革を進めております。
一番大変だったのは、先代社長である父親が亡くなり、私が社長に就任ばかりの頃でした。とても忙しい時期で生産量は決して落とす事はできませんでした。そ れまでの考え方は、製造業は仕事(生産)量を落とさなければ、儲かるものだと思っておりましたので、とにかく数を落とさないように必死でした。しかし今考 えてみると、それは工科系の考え方だったように思います。就任して、しばらくしてからは、帳簿を見て利益を出さなければならない。という経営者の考え方に 変わりました。
従業員を安心させる事ではないでしょうか。
生活面だけではなく、色々な面で安心させる事です。
それだけはいつも心がけています。